【推しの子】 漫画【推しの子】感想

漫画【推しの子】第153話「フィクション」感想(ネタバレあり)

【推しの子】第153話は何巻?

漫画【推しの子】第153話は、単行本16巻です。
【推しの子】16巻は、2024年12月19日(木)に発売予定となっています。

待ち遠しいですね!!!

【推しの子】第153話 あらすじ・ネタバレ

第153話では、
アクアが復讐のために製作した映画
『15年の嘘』に対し、カミキヒカルが
「これはフィクションだ」と言及します。

©︎集英社 2024
赤坂アカ/横槍メンゴ『【推しの子】』
第153話より

 

映画では、カミキヒカルとアイが
年相応の不器用な恋をしている

気持ちが通じ合っていたように描かれているが
実際には違った、と。

僕(カミキヒカル)が依存していただけで、
アイは僕を愛してなんかいなかったと。

それに対し、アクアは
「この作品はフィクションなんかじゃない」
と言い切ります。

【推しの子】第153話の感想

カミキヒカルは
映画『15年の嘘』を
「フィクションだ」と言いますが

アクアがハッキリ否定していることと、
アクアはアイの残したDVDの
内容を知っていることから

アイは、カミキヒカルを
ちゃんと愛していた

というような回想が
今後描かれるのかな?と
予想します。

ただ、私の感想としては
カミキヒカルの「フィクションだ」
という言葉も嘘じゃないというか

「彼にとっては」本当だった、
「彼は」そう解釈した、
ということでもあるのかなと。

同じ出来事でも、
アイにはアイの物語(解釈)
彼には彼の物語があって当然ですよね。

誰しも「自分を通して」しか
物事を体験できないし、
考えられないので

自分以外の人間と
本当の意味で分かり合うことは
ほぼ不可能だと思います。

とは言え、この流れは
アイはアイなりに、心から彼を愛していた
という話になるかなと予想します。

カミキヒカルは裁かれるのか

©︎集英社 2024
赤坂アカ/横槍メンゴ『【推しの子】』
第153話より

 

アクアとカミキの会話で、カミキは
社会に裁かれることを受け入れるような
発言をしています。
(=芸能界からの追放?)

でも、カミキは
アイがいなくなった今でも
殺人を犯し続けていますよね。

社会的制裁だけでなく、
法的にも裁かれる日が来るのかなと
思います(^^;)

個人的に好きな場面

©︎集英社 2024
赤坂アカ/横槍メンゴ『【推しの子】』
第153話より

過去の回想で
アイとカミキが仲良く過ごしているシーンが
微笑ましくて好きです!!

かわいい( ´ ▽ ` )♡

それと、ここは切ないですが
アイがカミキに別れを告げるシーンで

©︎集英社 2024
赤坂アカ/横槍メンゴ『【推しの子】』
第153話より

 

世界が壊れる音がした

という表現が、すごくピッタリだなと
感じました。

「世界が壊れる」という表現は
別に大袈裟ではなくて

カミキにとっては、アイしかいなかった
のだから、そりゃそうだよね…

アイも、カミキを愛しているのに
自分から別れを告げた

むしろ、
愛しているから別れを告げた?

それを考えると
とっても切なくなりました( ; ; )

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